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低用量ピル

低用量ピルイメージOC(Oral Contraceptives)とは低用量経口避妊薬または低用量ピルのことです。

1960年にアメリカのFDA(米国食品医薬品局)によって承認され、今日では世界中で1億人の女性が服用しています。
OCに含まれる2つの女性ホルモン、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが脳下垂体に働きかけ卵胞を成熟させるホルモンの分泌を抑え、排卵をおこらせなくします。よって正しく服用すれば、ほぼ100%確実に避妊ができるのです。

OCはほとんどの女性が服用できます。ただし、「乳がん、子宮体がん、子宮頸がんにかかっている」「35歳以上で1日に15本以上のタバコを吸う」「高血圧」など、症状や状態によっては服用できなかったり、注意して飲む必要があったりする人もいますので、医師に相談してみましょう。タバコを吸う人は、OCの服用を目標に医師のサポートを受けながらタバコを減らすというのも良いでしょう。


低用量ピルの効果

  • 確実な避妊効果が得られるので、妊娠の不安から開放されます。
  • 月経痛が軽くなって、体も心もラクになります。
  • 月経前症候群(イライラなど)がなくなります。
  • 経血量が減って、ツライ貧血も改善されます。
  • ニキビや多毛症がよくなります。
  • 子宮内膜症になりにくくなったり、悪化を防ぎます。
  • 子宮外妊娠や卵巣のう胞などが減ります。
  • 長く飲み続けると、卵巣がん、子宮体がん、乳房良性疾患のリスクが減ります。
  • 骨粗しょう症になりにくくなるので、将来の骨まで安心できます。
  • 女性に多い関節リウマチを予防します。

低用量ピルの副作用について

副作用副作用のほとんどは、マイナートラブルと呼ばれるものです。OCを飲み始めると、体内のホルモンバランスが今までと違った状態となり、体がその状態に慣れるまでの1〜2ヶ月は軽い異常を感じることがあります。でも通常は1〜2ヶ月飲み続けるうちに治まります。

稀ですが、血栓症などの副作用が起こることがあります。 血栓症(血管の中に血のかたまりができる病気)、脳卒中、心臓発作などがあらわれることがあるので、次の症状(前ぶれ)に気づいたら、必ず服用を中止してすぐに医師に相談・報告してください。

■ 血栓症の初期症状
・ふくらはぎの痛み・むくみ,手足のしびれ
・鋭い胸の痛み,突然の息切れ
・胸部の押しつぶされるような痛み
・激しい頭痛、めまい、失神、視覚・言語障害(目のかすみ,舌のもつれ)
 血栓症の危険性が高まる状態
・体を動かせない状態
・顕著な血圧上昇がみられた場合など

■ 次の症状がひどい場合や長く続くときは医師に相談・報告してください。
経血量の変化、乳房痛、吐き気、嘔吐、頭痛、偏頭痛、皮膚や白目が黄色くなる、動悸など
服用を開始して1〜2周期の間は軽度の吐き気、乳房の張りなどを感じることがあります。
また、周期の途中で軽度の出血を生じることがあります。いずれも通常は服用中に消失しますが、心配な場合や、その他にも身体に何か異常を感じたときは、相談してください。
※クリニック受診時に定期的な検診を受ければ、あなたの健康管理に役立ちます。